あこた の日記

なんか変なことしてたら言ってください

【科学】安価な酸化炭素から作製する巻物?

news.mit.edu

MIT Newsというサイトを英語の勉強と知識増強のためによく見ているのですが、得た知識をより定着させるためにも自分なりにまとめてアウトプットしてみたいと思います。

今後ちょくちょくこういった内容も投稿します。

英語のタイトルではscroll upとあり、この訳が巻物でいいのかどうかいまいち自信がありませんがイメージはしてもらえるかと思うのでこれでいきます。

 

この記事の概要は、グラフェンの代替物として酸化炭素を用いることで安価で容易に巻物を作製できた、ということです。

純水製造に使用するフィルターは、将来的に炭素の単層であるグラフェンからなる巻物を積層させたものになるといわれています。

巻物のスペースに特定の分子をとらえることでフィルターとして働き、炭素からなるために軽量で耐久性に優れ、かつ捕集性も高いという利点があります。

しかし、グラフェンは高価であるという欠点がありました。複雑でお金も時間も労力も消費するのではあまり実用的だとは言えません。

MITとハーバード大学からなるチームはこれを代替できる物質について研究し、グラフェンの酸化物であるグラフェン酸化物に着目しました。

グラフェンの表面が酸素や水素で覆われているグラフェン酸化物は純粋なグラフェンよりも格段に安いのですが、グラフェンの不完全体のような扱いをされてきました。

しかし、このチームが開発した、超音波を当てる手法を用いるとグラフェン酸化物でも巻物が生成され、しかも純粋なグラフェンと同等な効果が得られることが明らかになりました。

しかも超音波の周波数と処理時間を調整することで生成される巻物の大きさを容易に変えられるとのこと。

これにより従来の純グラフェンよりも格段に安価に純水フィルターを作製できる可能性がありそうです。

 

要約はこんな感じでしょうか。

scroll upを”巻物”と訳してしまうとどうもかっこ悪いですね。

既存のものをより良いもので置き換えるという発想はその分野の発展にすごく貢献することだと思います。

自分の専攻は有機化学なので内容はほぼ全く関わりはないのですが、研究の出口(ビジョン)が魅力的だと楽しく読めて興味もそそられます。

これからの時代は異分野の融合とかが良く叫ばれているので将来どう役に立つのかわからないですがプラスの影響が及んでくれればいいですね。

あと留学志望の身としてはMITの最新の研究結果の記事を読むことは結構刺激になります。

他の記事も面白そうなものが多いですがバイオ関係の割合が高いのはトレンドでしょうか。より身近に感じることができる生体関係は凄そうに感じられて資金が得やすいとかあるんですかね。Natureとかもバイオが多いと聞きますし、トレンドという理由もあるのかもしれません。

バイオ関係も面白そうに感じ始めた今日この頃です。